内容
第1章 日常を "数学" する
生命の不思議を数理する (合原一幸)
素数の神秘とその応用 (諏訪紀幸)
ランダムウォーク森羅万象 (今野紀雄)
錯視の数理 (新井仁之) ☆
第2章 21世紀の数学像
ラマヌジャン,数論,暗号 (藤原正彦)
トポロジーの100年 (小島定吉)
無限と有限 (広中平祐)
第3章 数学がかなえる未来
第3章は11人の東大の院生 / 研究生 / 最近のOB (合原研) の方々による短編からなっています.
本書では数学の実際的な応用がさまざまな角度から紹介されています.数学がどのように使われているのか,あるいは使われうるのかを知りたい方はぜひ読んでみてください.
「社会を変える驚きの数学」(ウェッジ選書32) は東京大学生産技術研究所の合原一幸先生編著の斬新な本です.私も『錯視の数理』を執筆しています.
記 新井仁之